無事に出産を終えて、初めての育児に挑戦!
したいけれど自分の体調もまだ調子がよくない…なんてこと、よくあります。
そんな時は一度赤ちゃんを預けてしっかりと休むのも大切な時間となります。
母児同室を導入している病院や産院が増えてきました。
母児同室をすることで赤ちゃんが欲しがる時に欲しがるだけ授乳することができます。
いわゆる「自律授乳」というものです。
本来授乳は回数や時間を決めて行うのではなく、赤ちゃんの欲しがる度合いやサインで決めていくといいです。
赤ちゃんが母乳を飲みたがっているサインは別記事にしていきますね。
あとは
・母乳分泌を促進して赤ちゃんの体重増加がスムーズにいく
・新生児黄疸の減少
・感染の予防
・退院後の母乳育児をしやすい
・育児に対する母親の自信の増加
につながると言われています。
まぁ言われているだけで全ての人がそうなるというわけではないです。
やはり赤ちゃんとずっと同室をしていて「落ち着かない」「緊張する」という方も多くいるわけで、その場合は同室がストレスとなるわけです。
ストレスとなるから同室をしないというのも手ですが、そうなると自宅に帰ってからどうする?となるのです。
慣れていくのが一番、とスタッフは思って同室を推奨しますが本人は赤ちゃんと一緒にいると休めない…という悪循環。
さてどうしましょう。
個人的には授乳の間は預かってもらい休むといいと思っています。
いつまでもそうするのではなく、体調が回復しない最初の間ですかね。
そして、赤ちゃんがよく寝る間に預けましょう。
赤ちゃんがお腹の中にいたとき、よく動いていた時間はいつですか?夜が多くないですか??
その時間は赤ちゃんは寝ないかもって思ってて下さい。
その時間に授乳する方が効率的です!
なので、大人の都合で夜にしっかり眠る。
のではなく、赤ちゃんのタイミングに合わせて一緒に昼寝するなどしてください。
入院中だとスタッフが来たり、指導があったりで休めないことが多いかと思います。
そんな時は休みたいと伝えましょう。
コロナで面会できないことが多いですが、休むチャンスです!
授乳の間の睡眠はたかが1-2時間です。長くても3時間ほど。
ですが、その短時間の休息が本当に大切なのです。
睡眠不足は育児困難感と自信を欠如させます。
心身の不調をもたらすとうつ病や虐待のリスクを高めます。
退院後も休息を目的に産後ケアという制度を利用される方がいます。
人間体が資本です。
疲れきっては人を育てることもできません。
是非、疲れきる前に相談して休みましょう!