授乳やミルク栄養について、災害時にどのように対応したらよいかまとまったサイトです。
母乳育児に力を入れている病院では、生まれてしばらくはカップ授乳と言ってコップのようなもので搾乳やミルクなどをあげています。
その延長となる、紙コップミルクは災害時にとても役立ちます。
水が貴重で衛生状態もよくない中、哺乳瓶の清潔を保つのは難しいのです。
そんな時に気軽に使い捨てができるものはとても楽です。
哺乳瓶の中にはめてミルクなどを入れ、瓶を汚さなくする商品もありますが乳首を清潔に保つ必要があります。
母乳やミルクは雑菌がわきやすいので綺麗に洗えない状況だとそれも難しいのかな…と感じますね。
使い捨て哺乳瓶もありますが、数が限られているので長期にはむいていないですね。
つきつめると、安価でいろいろと使える紙コップが便利ということになりますね。
災害時は避難生活を余儀なくされます。
その時に母乳育児を続けるにあたり、プライバシーが保たれないということがかなり問題になります。
リラックスして授乳することができない、ストレスで分泌が減ったように感じるなど。
プライバシーが保護されている環境だとよいのですが…。
そういったことから、今まで母乳だけだった人が支援物資のミルクをあげるようになり乳房のトラブルが発生するなんてこともあります。
本当にミルクだけで育てている人にミルクを回すためにも、今まで授乳だけで過ごしていた人は母乳育児を続けていけるように周囲の人に配慮してもらいましょう。